バスは、ブリュッセルを離れ昨日通過したブルージュまでの高速道を40km程戻ったところにあるベルギー第3の都市、ゲントという街に向かいます。 朝なので昨日ほどの渋滞は、まだ始まっていませんが、日本の工事の様に交通量の少ない深夜に人手を掛けて行うことは無い様です。 ゲントの街中にはバスが入れない様で、少し離れた道路脇でバスを降ります。 最初に出迎えたのは、聖バーフ大聖堂の前庭に建てられたフーベルト・ファン・エイクとヤン・ファン・エイク(+弟子たち)の像です。 初期フランドル派の礎を築いた芸術家として何世紀にもわたって高く評価された画家だそうです。
フーベルトが手がけた”ゲントの祭壇画”は描きあげることなく死去しましたが、弟のヤンがその6年後に完成させたとのことです。 この有名な祭壇画が展示されている只今、外装工事中の聖バーフ大聖堂から見学していきます。 これらの祭壇画の中で、もっとも有名な”神秘の仔羊”は更に入場料を徴収して拝観しなくてはなりません。 建物内は、写真撮影禁止とのことですが、携帯をかざす人々が後を絶ちません。 現地ガイドから釘を刺された馬鹿正直な日本人ツアー一行は、恨めしそうにその光景を眺めるだけです。 ゲントの祭壇画のガイド写真を参考に絵画の説明が続きますが、自由に撮影する人々が疎ましく早く外に出たい心理状況です。
聖バーフ大聖堂を出ると街はメーデーということで祝日ムードで沸き返っています。 中世の時代に繁栄した街並みがそのまま残されていて、のんびりと散策するには絶好のロケーションです。 聖ニコラス教会や鐘楼などのある広場は人だかりで撮影するのにタイミングをはかるのが大変です。 聖ハーブ大聖堂から路面電車の軌道が続く通りから鐘楼、聖ニコラス教会のある広場を抜けるとトイレ休憩となります。 そこかしこでイベント用のテントが展開されていてあちこちで楽器の演奏や歓声が響いてきます。 場所によっては、混んでいる場所もあり少しでも撮影に夢中になると一行の姿が見えなくなります。
ゲントの街中を流れる川に掛かる聖ミカエル橋から古都の風景を眺めます。 橋からの眺めは、どことなく同じような建物が立ち並んでいますが、中世の景観を乱すことなく歴史遺産が保存されています。 メーデーということもあり扉を閉ざした店舗が多くお土産を物色する店舗も、路地を隔てた場所まで移動しないと見つかりません。 一度指定された集合時間もバスが辿り着けないので15分延長するなど現地では当たり前の様に時間ロスが発生します。
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