グレートブリテン及び北アイルランド連合王国は、通称イギリスや英国で知られています。 グレートブリテンはイングランドのほかに、スコットランド及びウェールズを含み、「連合王国」はこれにさらに北アイルランドが加わります。 イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの連合国から構成される立憲君主制国家で英連邦王国の一国です。 イギリスでは、サッカーをフットボールと呼びそれぞれの地域に独自のサッカー協会があります。 イギリス国内の地域協会は全て、国際サッカー連盟 (FIFA) よりも早くに発足しており国際試合では、 FIFA加盟国では唯一特例で国内の地域単位での加盟を認められています。 イギリス国内では、連合国間での対抗意識が昔から強く、イングランドからスコットランドに対外試合に行く時にパスポートが必要だと思っている子供もいるそうです。 でも、北アイルランドとアイルランド共和国は、陸続きですが、国が違うのでパスポートが必要です。
今回のイギリスの旅は、日本航空の直行便で飛行時間は約12時間です。
おじさんの昔話になりますが、新婚旅行当時は、ベルリンの壁が存在する時代でした。 当時、アメリカ
とソ連
の冷戦時代のヨーロッパ便は、アンカレッジ経由北極圏通過のアムステルダム行き
で27時間! 勿論エコノミー席で映画も選択できないし、禁煙席と喫煙席が席を機体の前後で分けているだけの今では想像できない忍耐空間でした。 さすがに到着した時点の時間感覚は確実にボケまくってドーピング状態でした。 現在はツアー料金は半額以下、時間も短縮されて時差ボケ(−8時間の時差)なんて簡単な時間延長だと思える程です。 イギリスでの休日は、猛暑日の続く日本を離れて格好の避暑旅行となりました。 日本との温度差は、約10℃。日本の12月の始めの陽気です。 汗がにじみ出る気候から上着を着ないと寒さに震える温度差は、荷造りの荷物を詰める時点では想像できない状況でした。 日本に帰ってきて搭乗ゲートを通過すると出発時と変わらぬ暑さと台風接近による高湿度が、 Tシャツを重くして空港内で汗を拭う程、噴出してきました。 さてさて、よもやまばなしはこれぐらいにしてイギリス観光を順を追って、ご紹介してまいりましょう。 今回の旅は、大きく分けて6ステージ ・ロンドン市街の地下鉄と徒歩による自由散策 ・ロビンフッドゆかりの街とノッテンガム城! ・湖水地方のウィンダミア湖で遊覧船観光 ・ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターの世界を堪能 ・ストラッドフォード・アボン・エイボン市内散策とシェイクスピアの生家見学 ・コッツウォルズの美しい街や村の散策 となっております。 それでは、ご一緒にイギリスの勉強をしながら足跡を追っていきましょう。
ロンドンに到着したのは、前日の午後4時。でも空港に到着してからホテルの部屋を出発するまで随分な時間が経過します。 今回で一番時間が掛かったのは、入国審査でした。ヒースロー空港がディズニーランド状態だと思えば納得できますか? 入国審査のゲートは12箇所程あったのですが、通過するのに1時間半も掛かりました。 イギリスの観光地がロンドンを基点に構成されている点で世界中の観光客が集中する状況となっています。 その他にもホテルのカウンターが混んでいたり、部屋にトラブルが発生したり、はたまた体調が優れなかったりと様々です。
今回、市内観光に出発したのは、午後7時を過ぎてからでした。 パブやカフェバーは、開店していてもお土産店は、閉店を間近に片付けを始めている店もあります。 今夜は、ロンドンの雰囲気を感じるだけで21時にはホテルに戻ります。 そうは言っても時差の関係で日本時間では、早朝5時まで行動している事になっており睡魔も限界状態にきています。 明日の為に体力を温存しようとしている人は出かける以前に就寝を選択しているはずです。